津山小3女児殺害事件 平成16年 岡山県





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事件の別名:津山女児殺人事件など

発生日:2004年9月3日(金)

発生場所:岡山県(楽天市場で探すamazonで探す)津山市

逮捕:2018年5月30日 別の殺人未遂事件で服役中だった

判決:2023年9月 無期懲役

 

受刑者:勝田州彦

*記事内では容疑者の表記があります

事件の概要:wikipedia

 

2024年11月27日追記

山陽新聞 「津山事件もワタクシがやった」 兵庫女児殺人未遂、容疑者が手紙

*リンク先はYahoo

抜粋

手紙を受け取ったのはフリーライターさんで

「津山事件も私がやったんですよ。嘘をついていて、大変申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい、です。この件についても、今後詳しく正直にお話ししますね。」

容疑者が3事件への関与を認めた理由については今月(11月)中旬、接見した弁護士から「『刑事さんが背中を押してくれ、人として人間の心を忘れてはいけないと思ったから』と話していた」と(フリーライターは)聞かされた

 

2024年11月6日追記

同受刑者による、2006年から2007年、兵庫県で2件の事件が判明しました。

兵庫県の未解決事件。結局、この男は少女ばかり狙っていたことになります。

 

容疑者の供述の変遷

*タップ・クリックで拡大します

津山小3女児殺害事件容疑者の供述の変遷

 

■この記事の概要

1 事件の推論

2 容疑者を逮捕、男に関すること、その後

※新聞社の記事へのリンクがありますが、大半がリンク切れです。あらかじめご了承下さい。

 

2023/9/26 追記

山陽新聞 津山女児殺害 無期懲役確定へ 異議申し立て最高裁棄却

リンク切れ

津山市で2004年に小学3年の女児=当時(9)=が殺害された事件で、殺人罪などに問われ、上告を棄却された無職勝田州彦(くにひこ)被告(44)側の異議申し立てを棄却する決定がなされていたことが9/25、最高裁への取材で分かった。

公判で被告が黙秘を続けたことに「正直に全てを話してほしかった。家族が苦しむ姿を近くで見てきただけに許せない」と語気を強めるのは、家族ぐるみで親しかったという会社員(28)。

 

 

2022/10/10 追記

津山・9歳女児殺害事件 無期懲役判決の決め手は、勝田被告が「『TVのチカラ』を観て創作」と語った「自白」の迫真性

https://www.dailyshincho.jp/article/2022/10100701/

 

2022/9/28 追記

山陽新聞 津山女児殺害 二審も無期 広島高裁支部判決

リンク切れ

抜粋

無期懲役とした一審岡山地裁判決を支持した。

一審判決では、被告は04年9月3日午後、女児=当時(9)=の自宅に玄関から侵入。わいせつ行為をしようと首を絞めたが抵抗され、刃物で胸や腹を4回刺して窒息と失血で死なせた。

 

 

2022/1/6 追記

瀬戸内海放送・2004年の津山・小3女児殺害事件 被告に無期懲役の判決 岡山地裁

リンク切れ

抜粋

判決では勝田被告が取り調べの際に「女の子を左手で1回、右手で3回刺した」と供述し、実際の傷の状況と整合していたことを挙げ、「たまたま回数が当たったとしても、刺し傷の割り振りまでは偶然に偶然が重ならないと当たらず、実際にやったからこそ分かることだ」などとして「有力な客観的証拠はないが自白は信用できる」と有罪を認定しました

 

 

2021/12/11 追記

読売新聞 <津山女児殺害事件 法廷から>

リンク切れ

「最終弁論」

客観証拠は一切存在せず、有罪とするための唯一の証拠は、逮捕後5日間だけの供述しかないが、信用性に欠ける。被告を犯人とする証拠はなく無罪だ。


2021/11/24 追記

リンク切れ 津山女児殺害 無期懲役を求刑 検察側「同種再犯を強く懸念」:山陽新聞デジタル|さんデジ (sanyonews.jp)

 

論告求刑で検察側は「ゆがんだ性欲を満たすために無差別、通り魔的に狙った犯行であることは明らか。不合理な弁解に終始し反省もなく、同種再犯に及ぶことが強く懸念される」として無期懲役を求刑した

 

2021/11/18 追記

リンク切れ

性的サディズムや小児性愛が認められる 精神鑑定の医師が証言 津山女児殺害事件【岡山・津山市】 | OHK 岡山放送

 

被告の逮捕後に精神鑑定を行った医師が証人として出廷。

医師は精神鑑定の際に、被告が誘導なく自ら犯行を認めたと述べた。

これまでの裁判で、弁護側は、被告がテレビ番組で見た情報などを基に、自らストーリーを作って取り調べで話したと主張。

これについて医師は、「勝田被告が、自分が体験したことの記憶力は良いが、複数の情報を集約し、織り交ぜて話すのは難しい」と証言。

弁護側は、これまで「医師が精神鑑定で犯人扱いしてきたので、それに合わせた」と主張していますが、医師は、勝田被告を犯人とは断定はしていないと否定。

また、16回に及ぶ本人との面接や、心理・知能検査の結果などから、勝田被告について、「他者へ身体的・精神的苦痛を与えることに性的興奮を覚える性的サディズムや、その対象が年少者に向く、小児性愛などが認められる」と話した。

その上で、勝田被告が犯人であると仮定した場合には、「本件犯行は、これらの人格によって全て説明が可能である」と鑑定結果をまとめたと話しました。

 

2021/11/11 追記

リンク切れ 被告の男 検察側の質問に完全黙秘 津山小3女児殺害事件 岡山地裁 | KSBニュース | KSB瀬戸内海放送

 

これまでの裁判で勝田被告は無罪を主張。

捜査段階で一度犯行を認めた際に事件現場の間取りや殺害方法について供述しましたが、「事件後にテレビの特番を見た記憶や捜査員の誘導によるものだ」としています。

被告人質問3日目の10日は検察側が質問。

検察側は「取り調べを受けたのはテレビの特番を見てから12~13年も経っているのに覚えていたのか?」など5つの質問をしましたが、勝田被告は無言。

裁判長が「答えるつもりはありませんか」と尋ねると勝田被告は、「どんな質問をされても答えるつもりはありません」などと述べ、裁判長は「これ以上、検察側の質問の必要はない」として10日の公判を約30分で打ち切りました。

 

 

 

週刊誌の過去記事

デイリー新潮・岡山・9歳女児殺人事件 勝田州彦容疑者の父親は兵庫県警の警部だった

https://www.dailyshincho.jp/article/2018/06030803/

 

 


※以降別ブログで書いた、逮捕当時、判明したことの箇条書きです

容疑者逮捕、男に関すること、その後

第1報(2018/5/29投稿)

逮捕された勝田州彦(くにひこ)容疑者は人の痛がる様子に興奮するという人間でした。過去の兵庫の事件をご存じの方だったなら「彼ではないか?」と推測されていたかもしれません

 

●2004/9/3 25または26歳 岡山県津山市

津山小3女児殺害事件

 

●2009/12/6 30歳 兵庫県姫路市

路上で女児の腹殴った疑い、男を逮捕 兵庫県姫路市

http://machi.to/bbs/read.cgi/kinki/1255097688/299

 

●2015/5/11 37歳 兵庫県姫路市

他人の苦痛に興奮、自傷繰り返す…女子中学生刺した男、初公判で起訴内容認める・産経新聞(2016/5/12)

https://www.sankei.com/west/news/160512/wst1605120073-n1.html

 


第2報(2018/5/30投稿)

地元RSKテレビのイブニングニュースより、容疑者の経歴

 

勝田州彦(くにひこ)容疑者・兵庫県加古川市・39才

2000年(21-22才) 少女数名に「強制わいせつ」で保護観察つき有罪判決

2004年(25-26才) 津山女児事件(容疑者)

2009年(30才) 小1女児ら5人への傷害・暴行で懲役4年

2015年(37才) 女子中学生への殺人未遂で懲役10年

 


第3報(2018/6/2投稿)

証拠である凶器が見つかることを期待します。

(記事はリンク切れです)

地元の山陽新聞より

・女児殺害「首絞めたら騒がれた」 容疑者供述、事件前に数回津山へ

http://www.sanyonews.jp/article/725403/1/

「いたずらをするのに、抵抗できないよう首を絞めたところ騒がれた。殺すほど絞めていないし、死んでいなかった」

「事件前にも複数回、少女に危害を加えるために津山市を訪れ、体を触ったり、声を掛けたりした」

 


・津山女児殺害「地元はばれる」 勝田容疑者、顔見知り避け物色か

http://www.sanyonews.jp/article/724722/1/

「玄関で時間を尋ねるふりをして声を掛け、侑子さんが確認のために家に入るのと一緒に入った」

「いたずら目的で首を絞めた。(侑子さんの)顔色が悪くなり、怖くなって逃げた」「殺すつもりはなかった」と説明。刃物については「持って行っていない」と否認

 

 

・津山女児殺害で容疑者の実家捜索 岡山県警、証拠品押収し裏付けへ

http://www.sanyonews.jp/article/723712/1/

母親は「何もしていない」と語気を強め、記者の問い掛けに対し父親は「いい雨じゃ」とだけ話し

 


・津山女児殺害、服役39歳男逮捕 容疑で岡山県警、殺意は否認

http://www.sanyonews.jp/article/723599/1/

「女の子を物色し、侑子さんを見つけて後をつけて家に入った」

 

加古川市から津山市への経路

第4報(2018/6/6投稿)

山陽新聞ですがすべてリンク切れです。申し訳ありません。なお、見出しの記録として残します。

 

津山女児殺害、現場で詳細説明 任意聴取時に容疑者 6/5

http://www.sanyonews.jp/article/726719/1/

「刃物は海に捨てた」 岡山女児殺害容疑の男 6/4

http://www.sanyonews.jp/article/726725/1/

岡山女児殺害、認める供述 容疑の男「自分が刺した」 6/3

http://www.sanyonews.jp/article/725866/1/

 


第5報(2018/6/8投稿)

津山女児殺害「刺してない」勾留理由開示手続きで容疑男

山陽新聞 リンク切れ

http://www.sanyonews.jp/article/728766/1/

引用

勾留理由開示手続きが8日、岡山簡裁で。逮捕容疑について、勝田容疑者は意見陳述で「殺害行為をしておらず、刃物で刺してもいない」と説明

「接見に訪れた弁護士から死刑になる可能性があると聞いた。(刃物で刺したことを素直に)認めれば死刑にならないと考えた。死刑になるのが怖くてあえてうその供述をした」とした上で「自分が知っている刃物や捨てた場所、刺し方を適当に答えた」と述べた

 


私見

死刑制度反対派の弁護士がついたのでしょうか?拘留の段階で、このような陳述をした容疑者の事例は、岡山簡易裁判所で今までなかったのでは?と個人的に思います。全くもってヒドイ話です

そもそも、弁護士の入れ知恵で180度違う供述になるのは不自然さを感じますし、ご遺族が気の毒でなりません。
弁護士という職は、殺された人間よりも殺人犯を守るのですか?正義の味方ではないのですか!と言いたいくらい

 


第6報(2018/6/18投稿)

警察は立件できるのか?

山陽新聞 リンク切れ

津山女児殺害、凶器発見に至らず 兵庫沖での捜索、3日間で終了

http://www.sanyonews.jp/article/733960/1/

津山女児殺害の容疑者 精神鑑定へ 岡山地検が請求、簡裁認める

http://www.sanyonews.jp/article/732449/1/

抜粋

・凶器とみられる刃物の捜索を続けた。発見には至らず

・岡山地検が鑑定留置を岡山簡裁に請求して認められたと明らかにした。期間は15日~10月30日の約4カ月半

・2004年当時の精神状態をどこまで明らかにできるのか、立件に向けた大きな焦点

私見

ご存じのとおり、現在は容疑者の供述のみ。変な弁護士が容疑者に就いたため、その供述を変更。彼はこれ以外の事件を起こしており、服役中とはいえ、誰がどうみても死刑に相当する犯罪者だと私は思います。

岡山県警は立件できるよう、努力して頂きたく思います

 


第7報(2018年6月14日(または15)に投稿し、11月3日に加筆)

容疑者を精神鑑定、起訴へ

 

津山女児殺害の容疑者 精神鑑定へ 岡山地検が請求、簡裁認める・山陽新聞 6/14付

(記事はリンク切れ)

抜粋

・勝田州彦容疑者(39)の弁護人は14日、事件当時や現在の精神状態を調べるため、岡山地検が鑑定留置を岡山簡裁に請求して認められたと明らかにした。10月30日(まで)の約4カ月半。

・弁護人によると、決定は13日付。鑑定留置は神戸拘置所(神戸市北区)で行われる

・勝田容疑者は5月30日に逮捕された。津山署捜査本部の調べに「首を絞めて刃物で刺した。凶器は海に捨てた」という趣旨の供述をしていたが、8日に岡山簡裁であった勾留理由開示手続きで「殺害行為はしていない。刃物で刺してもいない」と述べた。


2018.11.3追記

津山女児殺害 勝田容疑者を起訴 遺族「裁判で真実を明らかに」・山陽新聞

(記事はリンク切れ)

抜粋

・殺人、強制わいせつ致死などの罪で勝田州彦(くにひこ)容疑者(39)を起訴した

・捜査関係者らによると、勝田被告は逮捕後の調べに「首を絞めて刃物で刺した」との趣旨を供述したが、その後に「殺害行為はしていない」と一転否認している。

・地検は6月15日から10月30日の4カ月半にわたり勝田被告を鑑定留置して精神状態などを調べ、刑事責任を問えると判断

 

私見

あえて6/14の記事を取り上げたのは、最近、この事件について取り上げることがなくなり、世間から忘れられつつあると思ったからです。

もし、刑事責任を問えるということになれば良いのですが、問えないと不起訴になる可能性があります。

当初、容疑者は正直に話していたものの、途中で弁護士に「刑が重くなる」と聞いた途端、供述を変えています。

津山の女児だけでなく、容疑者は他にも複数の子供が被害にあっています。津山女児の罪を問えないとなると、現在の刑期を終えると出所してきます。

ともかく、容疑者を捕まえたから終わりではなく、世間が関心を持つことが重要だと思います。

 


第8報(2020/9/13に投稿し、9/20に加筆)

容疑者は無罪を主張

(この記事の初版2019/9/13ですが、追記しました)

 

 

■2019/9/13 津山女児殺害 無罪主張へ 被告の供述信用性争点・山陽新聞

(記事はリンク切れ)

抜粋

勝田州彦(くにひこ)被告(40)の弁護側が、公判で無罪を主張する方針を固めたことが9/12、関係者への取材で分かった。

被告は逮捕後の調べに「首を絞めて刃物で刺した」との趣旨を供述していたが、その後に殺害行為を否認。凶器など有力な物証も得られていないとされ、公判では犯行を認めた捜査段階の供述の信用性が重要な争点となりそうだ。

被告の弁護人は取材に「事件当時、被告が現場にいたことを含め、犯行を裏付ける直接的な証拠が示されていない」と無罪主張を決めた理由を説明。

 

私見

うろ覚えですが、逮捕直後は素直に自供していたのに、弁護士に「(他の事件のこともあり)死刑になるかも」と言われて、急に供述を変えたように思います。

※違っていたらご容赦。ただし、この容疑者は、他県でも児童を狙った事件を重ねています。

 

いずれにせよ、物的証拠がなく、状況証拠のみという大変厳しい状況ですが、亡くなった女児、ご遺族のために世間が何ができるのか?

私はクロと思っているので、罪を償うべきと思いますし、それを願うことしかできません

 

 

■2020/9/20更新 証拠開示 地裁に申し立て 山陽新聞 紙面より抜粋

・弁護側が岡山地裁に対し、事件前後の被告の足取りに関する証拠の開示を検察側に命じるよう申し立てたことが9/1、分かった。

・弁護側が求めているのは勝田被告の車が自動車ナンバー自動読み取り装置(Nシステム)の通行記録。逮捕後の調べで、当時住んでいた兵庫県加古川市から車で津山市まで訪れたと説明したとされているため、弁護人は「その記録がなければ犯人性を示す客観的な証拠の不足にほかならない」と指摘。

検察側は記録の有無に関する回答を含めて開示請求に応じていない。

→9/19 証拠開示の申し立てを岡山地裁は棄却した(毎日新聞より)

 

 

(2018年に逮捕される前の記事です)

事件の推論

●wikipediaの記述を基に推論

※2016/10/14放送フジテレビ「最強FBI緊急捜査SP」を見た後に加筆・訂正しています。

・玄関の鍵がかかっていなかった点。帰宅前に室内にいた変質者?

・女児は帰路の犬に挨拶をするのが通常だったらしいが、当日はそれをしていない。そのため、不審者に後を付けられていたのでは?

・女児の母親は「急用」ができたため、「帰宅時に私がいなかったら、外の鍵を使って中に入って」と登校前の女児に話していたそうです。

・女児は途中まで友達と帰宅。ただし、別れた地点は学校寄りで、1人の帰宅距離は長かった。

・元FBIの人が当時と同じ季節・時間帯で現場付近の道路を歩いた。 結果、住民1人を見かけただけという「人通りの少なさ」に驚き、「白昼だが犯人にとっては好都合な条件がそろっている」と話していた。

・第1発見者は姉。最初は妹が単に寝ているのかと思ったぐらい部屋は乱れてなく、アメの缶が落ちて中身が散乱していただけだそうです。

・女児に抵抗のあとがない、服装は制服姿、ガラス戸を開ける習慣があるのに閉まっていた、ということから「帰宅と同時に不審者に侵入され殺害された」のでは?

・死因は窒息か失血によるもの。首の圧迫や口を塞がれた形跡はなし。

・事件の前に母の車のタイヤのボルトが1本外れていた、事件後に父の車のリアワイパーが折られていた。単純に考えると、身勝手な恨みを持った人間による犯行か?

・気になる点が、メール便の業者と訪問販売員が短時間に訪れているという証言。短時間の間に2人の訪問者がいるという点が地方都市では珍しい。単なる偶然かもしれませんが。

・母が鍵をかけて出かけたのに約10分後に訪問したメール便の業者は玄関が開いていたので、玄関先にメール便を置いた。「約10分の間になぜ玄関は開いていた?」。

・当時の救急隊員の証言等によれば、女児に服装の乱れは一切無く、出血は少量で左胸付近にひっかき傷が数か所。推測される凶器は包丁などではなく、10mm幅4~10cm長の細く尖ったものではないか?とのこと。 包丁ならば傷口は広く出血多量になりやすい。また、一般的に子供は体が柔らかいため凶器が入りやすい。 女児の傷口は小さい穴だったので、凶器が抜かれすぐに閉じてしまい出血が少なかったのでは?とのこと。ただ、胸を刺されたため、ほぼ即死。

・メール便を覆うように倒れていた。背後から胸を凶器で突かれそのまま倒れたのではないか?とのこと。

・当時の女児の通う小学校では不審者情報はなかったが、北隣の学校ではあった。 一方、女児の自宅の北付近では下着ドロやのぞきのような不審者がいるという噂があったが、あくまでも噂話程度。

津山女児殺害事件の不審者情報のあった付近の地図

・元FBIの推論 他人に恨まれる覚えがないという家族の話から、 犯人の”身勝手な思い込み”による強い恨みによる犯行で、家族の動向を知り、女児しかいない時間帯を狙い、女児の殺害だけを計画していた人間で、家族と少しでも面識のある人間の可能性が高い。 要するに「犯人が勝手に恨んだだけの犯行で通り魔ではない」というのがFBIの見方。

 

■フジテレビ「最強FBI緊急捜査SP」の感想

・番組では訪問販売員に触れていない

・母親は当日、「急用」があって出かけたそうなのですが、母親が不在になったのを犯人はなぜ知り得たのでしょうか? 犯人が家族の動向に詳しいならば、「普段なら母親が在宅している日」と思って別の日に犯行に及ぶのでは?

・車のワイパーが折られたのは不自然ですが、ボルトが1本外れることはあり得ると思います。

・隣の学校に不審者情報があるのに、女児の学校には伝わっていないという、当時の情報管理のお粗末さも要因の一つ。

・元FBIの推論が正しいならば、犯人は地元に詳しい人もしくは、家族の知人の可能性がある。

・事件の時間帯に、現場近くで不審者がいたとのことですが、それと犯人とを結ぶ証言はない。

・女児の当時の家族構成は、ご両親、兄・姉・女児だったそうです。 恨みが女児ではなく「家族」に対するものならば犯人は一番狙いやすい女児を狙っただけで、ご両親への恨みだけでなく、兄や姉への恨みの線も視野に入れるべきではないかと、個人的には思います。


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