富山県未解決事件(2010年以降)





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2010年4月20日(火)・平成22・富山市会社役員夫婦放火殺人事件

発生日:2010年4月20日(火)

発生場所:富山市

wikipedia

 

現状

2012/12 容疑者逮捕→ 2013/7 不起訴

 

富山県警

のホームページ上では、犯人からの犯行声明 等が掲載されています。

・週刊文春に送付されたとみられる2つの書類

犯行現場の簡単な図面

犯行声明 文字起こし

「週刊文春編集部様

突然のたより(CD-ROM)まことに申し訳ありません。

殺伐とした事件が多い中、私も二人の人を殺めてしまった者でございます。
4月20日、富山市内での資産家夫婦殺害放火事件の犯人は私です。
警察の捜査が、未だ私の身辺には及んでおりません(決して富山の警察をばかにしているのではありません)旦那さんといっしょに仕事をしておられたKさんでさえ私のことは知らないと思います。

人を二人も殺めてしまったことに弁解の余地がないことは十分判っておりますが、格差社会の歪みにはまり、憎悪を増幅させてしまったいきさつについて手記として書き記したいと思います。
私が犯人であるという証拠は、同封の遺体の位置を記した略図を富山の警察の捜査本部に見せていただければわかっていただけると思います。

手記の内容には、出自や家族構成、民族的な事柄など、私に結びつくようなことは一切書きませんが、殺めるに至ったいきさつについては十分な内容だと思います。
私はやるべきことをすべてやり遂げたあと、自首するつもりです。(間違いなく死刑となるでしょう)

 

私の生活は困窮しております。私のやり遂げなけれならないことにもお金がかかります。ですから、まことに申し訳ないのですが、お買い上げいただくという形をとらせてもらえないでしょうか。

お金の受け取りに警察の方や貴志の記者の方が張り込まないという条件をお受けいただけるであれば、6月24日発売の貴誌末巻の「読者より」のページの片隅に

誓う・守るを清酒、手記を酒器として
清酒・清酒〇〇〇(金額)
と掲載していただき、金額が希望する程度のものに近ければ、送金の方法をお知らせし、お金を受け取った後、手記をお送りいたします。

貴誌のモラルに反するということで、お買い上げできないことも想定して、これと同じものを、週刊現代さんとポストさんにも送らせていただきました。
ただ、金額を吊り上げるものではなく、あくまで、希望するものに近い雑誌に送らせてもらいたいと思っています。

馬鹿なことをしでかした馬鹿な人間の遺族感情を逆なでする行為ではございますが、歪んでしまったいきさつをどうか知ってもらいたく、このような愚挙に出た次第です。

よろしくお願いいたします。」

 

■犯行声明文を読んだ感想

個人の感想です。根拠はありません

・適度に漢字を使っているので知能レベルは標準以上

・言葉使いおよび送付先の雑誌から、中高年の男性

・殺める、愚挙、民族的、歪んだ、逆なでという言葉を使用しわざわざ漢字に変換している点から、当時50才以上?若い世代はあまり使わないワードなので。

・余程、お金に困っていた、困っている

・犯人はKさんを知っているが、Kさんは犯人のことを知らない
(捜査のかく乱の可能性も)

・格差社会、歪みの言葉から「被害者」に借金・家賃などお金の返済を迫られたものの払えないと返答したら、プライドを傷つけられる言葉を受けたことによる衝動的犯行。

・清酒にこだわれば普段のアルコールは日本酒。

・放火の手段は不明ですが、ひょっとすると喫煙者かもしれません。


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